実車教習2時間目
オリエンテーション、適性診断、教習1時間目と盛り沢山だった4月8日。
実車2時間目の教習は翌9日でした。
配車券を受け取り、二輪待合室でプロテクターとゼッケンを付け、ヘルメットとグローブを用意して待ちます。
ですから二輪教習は、教習開始より前に余裕を持って入らないとダメですね。
ヘルメットとグローブは、教習開始前に自分のものを購入していたのでそれを使いましたが、
私の通った教習所ではヘルメットのレンタルがあり、サイズも男女それぞれ3サイズずつ用意がありました。
グローブの代わりに軍手のレンタルはありましたが、ちょっと使うのに躊躇してしまう感じでした。教習に限っていえばグローブはバイク用でなくても受けられます。
前の時間の教習が終わると指導員の先生に名前を呼ばれ、免許証を提示した後、無線機を手渡されました。
無線機のイヤホンを装着し、その上からヘルメットをかぶります。
指導員の先生の指示は、この無線で飛んできます。車と違って一緒のバイクには乗れないですからね。ちなみに先生→教習生の一方通行です。
最後にグローブをして、指導員の先生と教習生全員で軽く準備運動。
それから担当の指導員の先生ごとに分かれて教習開始です。
この日の指導員の先生は若い、優しそうな感じでした。
私ともう一人の教習生と一緒に8の字を練習したりする狭い場所まで歩いて移動。
ここで発進・停止の練習をします、とのこと。
前日の教習を思い出します。
私はそーっと半クラッチに持っていき、バイクがそろそろ動き出してからアクセルをそーっと、少しずつ開けました。
本当はクラッチとアクセルを同時に…が理想かもしれません。
というか、教習で走っているうちに慣れると、どっちが先に…とかそんなに慎重にならなくても大丈夫になります。
このときの私は、少しだけクラッチを先に繋いだ方がエンストしなくてすみました。
発進はなんとか大丈夫。
発進したら止まらなくてはなりません。
まだギアチェンジはしていないので、一速のままブレーキとクラッチを握る……。
ガクン!ヨロッ!きゃー!
…はい、俗に言う握りゴケです。
恥ずかしいやら、痛いやら。
指導員の先生にケガはないか確認をされ、バイクを頑張って自分で起こします。
ブレーキを握る強さの加減がわからない、そして止まれない恐怖感から強く握りすぎたんですね。
しばらく小刻みに発進→ブレーキを繰り返しますが、ブレーキがやっぱり強すぎてなかなか安定して止まれず。
もう一人の教習生はギアチェンジの練習をして、外周コースに出ているのに…。
しまいには指導員の先生に
“自転車には乗れますよね?”と聞かれるレベルでできません。
次に、発進→ギア2速にチェンジ→1速にダウン→ブレーキをずっと狭い中でぐるぐると繰り返しましたが、ブレーキに不安を抱えたままこの時間が終了…。
指導員の先生は
“発進の操作は丁寧ですし、練習でできるようになりますから!”
と励まして下さいましたが…
このとき、二輪免許を取ろうとしたことを少し後悔していました…。