実車教習1時間目
オリエンテーションと適性検査が終わって、最初の教習です。
ちなみにバイクの教習は指導員の先生一人につき教習生二人までです。
教習が始まる前に、教習のときに着用するゼッケンや胸部・肘・膝のプロテクター、無線機について説明を受けました。
1時間目はスタンド教習といって、センタースタンドを立てた状態のバイクの操作について教わります。
なので、無線機は使いません。
走行もしないのでヘルメットも必要ありません。
まずは指導員の先生がバイクを倒しました。そう、起こす練習です。
コツを教わり、自分でやってみる…。
重い…ですが、起こせないほどではなく、ここは問題なくできました。
そのまま起こしたバイクを押して歩く練習です。よいしょ、よいしょ…とぎこちない私。
今思うと、倒してしまうことへの恐怖感から、バイクを自分の側に少し傾け過ぎていたのだと思います。
バイクって斜めからまっすぐにしていくと、ふっと重く感じなくなるポイントがあります。
その位置を維持するように押して歩けばとても楽なのです。
次にセンタースタンドをたてたバイクに乗ります。
バイクのクラッチ、フロント・リアブレーキ、シフトペダル、ライトなどの説明を受けます。
そして、左手のクラッチレバーを握った状態から少しずつ離し、半クラッチの感覚を掴みます。
右手はアクセルを少しずつ回し、エンジンを回転させて、繋ぐ練習をします。
センタースタンドをたてているために浮いているリアタイヤがクルクル回り出します。
…がっ!!
実は私、車の免許はAT限定なので、半クラッチなんてやったことありません!
だから、これがなかなか難しい!
うまく繋げなくてエンストしちゃったり…
でも、エンストしたってバイクはセンタースタンドがたててあるから倒れない!
だから、安心して練習しているうちに感覚がつかめてきました。
その後は車のサイドミラーやバイクのミラーの死角を実際に体験して学び、教習終了です。
2時間目からは実際にバイクを走らせての教習です!